2016/02/25

JavaでPostgreSQLの?演算子を使用するために

PostgreSQL には ? という演算子があって、JSONB型に対して文字列の検索が行える。

-- true を返す
SELECT '["a", "b", "c"]' ? 'a';

-- 管理者検索
SELECT *
FROM users
WHERE roles ? 'ADMIN';
といった使い方ができる。

ところが、例えば DOMA のようなフレームワークやバックエンドでJDBCを使っているツールなどではエラーとなる。

これを避けるためには ? をエスケープしてやればよくて、

-- true を返す
SELECT '["a", "b", "c"]' ?? 'a';

-- 管理者検索
SELECT *
FROM users
WHERE roles ?? 'ADMIN';
としてやればよい。

2016/02/03

FactoryGirlを使用したDeviseのテストでLinuxとMacでのテスト結果が異なった話

tail -f pinzo.log: Deviseの有効期限設定をテストする で書いた有効期限検証のコードで不思議な事が起こった。Macでは正常にパスするのだが、Amazon Linux上ではパスしない。

ミニマムなコードで示すとこんな感じ

で、こんなデバッグコードを仕込んで実行してみた

Macで実行するとこんな感じ

[test-code][sent_at] to_s: 2016-02-01 23:51:31 +0900, to_i: 1454338291, usec: 197593, subsec: 197593/1000000
[test-code][added]   to_s: 2016-02-11 23:51:31 +0900, to_i: 1456930291, usec: 197593, subsec: 197593/1000000
[devise][now]     to_s: 2016-02-11 23:51:31 +0900, to_i: 1456930291, usec: 197593, subsec: 197593/1000000
[devise][sent_at] to_s: 2016-02-01 23:51:31 +0900, to_i: 1454338291, usec: 197593, subsec: 197593/1000000
[devise][added]   to_s: 2016-02-11 23:51:31 +0900, to_i: 1456930291, usec: 197593, subsec: 197593/1000000
[devise] now > added: false
[devise] now.subsec > added.subsec: false

Amazon Linuxで実行するとこんな感じ

[test-code][sent_at] to_s: 2016-02-01 23:53:20 +0900, to_i: 1454338400, usec: 369658, subsec: 369658841/1000000000
[test-code][added]   to_s: 2016-02-11 23:53:20 +0900, to_i: 1456930400, usec: 369658, subsec: 369658841/1000000000
[devise][now]     to_s: 2016-02-11 23:53:20 +0900, to_i: 1456930400, usec: 369658, subsec: 369658841/1000000000
[devise][sent_at] to_s: 2016-02-01 23:53:20 +0900, to_i: 1454338400, usec: 369658, subsec: 184829/500000
[devise][added]   to_s: 2016-02-11 23:53:20 +0900, to_i: 1456930400, usec: 369658, subsec: 184829/500000
[devise] now > added: true
[devise] now.subsec > added.subsec: true

usecまでは同じなのだが、subsec をみると Amazon Linux では、桁落ちが発生している。

ためしにそれぞれで Time.now.subsec としてみる。

# mac
$ ruby -e 'puts Time.now.subsec'
276987/1000000

# Amazon Linux
$ ruby -e 'puts Time.now.subsec'
704462593/1000000000

つまりこういうことが起こっている

  1. OSにより Time#subsec が返す精度が異なる
  2. FactoryGirlが create で返すのは、コードで指定された値を格納したオブジェクトであり、DBに登録後取得したものではないので confirmation_sent_at はそのままの精度である。つまり、スタブで突っ込んでいるのは元の精度
  3. DB(sqlite)に格納するとき、DBの型に合わせて精度の桁落ちが発生する
  4. 実際に処理されるときは、DBから取得したデータなので桁落ちが発生したデータになる
  5. DB格納前の元の精度の値と、DBから取得した桁落ちした値を比較しているため期限を超えたことになってしまう
  6. Mac上ではたまたま、Time#subsecの精度がsqliteの精度と同じだったため桁落ちが発生せず正常に動作する

これを避けるためには、スタブに突っ込む値をDBから取得したものにすれば良さそうだ。たとえばこんな感じ

ちなみに Mac でも、桁落ちを引き起こすことは可能で、こんな感じで usec を超えた範囲を指定すれば桁落ちさせられる。

あー疲れた、腹減った