先日お仕事で、ランダムなデモデータを作成する必要がありまして、そのとき感じたことをいくつか。
rand(0..2)と値ぐらいならいいが、rand(0..2).zero? ? "foo" : "bar"みたいなコードを結構使うが、意味が汲み取りにくい。- 直接関係ない値はついつい固定値にしてしまいがち。おかげで、ほとんどのデータが同じメールアドレスとか誕生日とか。そして、あとで他の機能からそのデータを使うときに、またランダム生成する。
- そもそもランダムなメールアドレスや日付などは一手間かかる。この手のデータ作成は一時的な使い捨てであることも多々あるので、ちょくちょく同じような処理を書くことになる。
というわけで、ランダムデータ作成用に gem を作ってみた。
pinzolo/tekido
tekido | RubyGems.org
適度にデータを作るようにということで tekido。
使い方は、 Tekido.integer とか Tekido.date とか Tekido.string でよく使うデータ型のランダムなデータを作成出来ます。Tekido.percent や Tekido.email や Tekido.birthday みたいなちょっといい感じににしてくれるメソッドもついてます。
Kernel.rand のように引数で色々作成するデータが変わるので詳しくは README.md や USAGE_ja.md を見てください。
rand を多用するよりはメソッド名で意味を汲み取りやすいし、普段なら一手間かかるデータも一発で作れます。
これで、ランダムデータの作成も少しは楽になるかもしれません。
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