2014/02/17

ランダムデータを作るときにちょっとは役に立つかもしれない gem を作った

先日お仕事で、ランダムなデモデータを作成する必要がありまして、そのとき感じたことをいくつか。

  • rand(0..2) と値ぐらいならいいが、 rand(0..2).zero? ? "foo" : "bar" みたいなコードを結構使うが、意味が汲み取りにくい。
  • 直接関係ない値はついつい固定値にしてしまいがち。おかげで、ほとんどのデータが同じメールアドレスとか誕生日とか。そして、あとで他の機能からそのデータを使うときに、またランダム生成する。
  • そもそもランダムなメールアドレスや日付などは一手間かかる。この手のデータ作成は一時的な使い捨てであることも多々あるので、ちょくちょく同じような処理を書くことになる。

というわけで、ランダムデータ作成用に gem を作ってみた。

pinzolo/tekido
tekido | RubyGems.org

適度にデータを作るようにということで tekido。
使い方は、 Tekido.integer とか Tekido.date とか Tekido.string でよく使うデータ型のランダムなデータを作成出来ます。
Tekido.percentTekido.emailTekido.birthday みたいなちょっといい感じににしてくれるメソッドもついてます。
Kernel.rand のように引数で色々作成するデータが変わるので詳しくは README.mdUSAGE_ja.md を見てください。

rand を多用するよりはメソッド名で意味を汲み取りやすいし、普段なら一手間かかるデータも一発で作れます。
これで、ランダムデータの作成も少しは楽になるかもしれません。

0 件のコメント :

コメントを投稿