2014/04/13

Redmine がついに Markdown をサポートしたようだ

Redmine.org の issue を眺めていると Feature #15520: Markdown formatting - Redmine が上に上がっていた。
この要望は定期的にあがるよなーと思って読んでいると、なんととうとうサポートしたとのこと。 2.5.0 - Redmineを見ると、確かに 2.5.0 で追加されてる。
Github, Gist, Qiita, はてなブログ, wri.pe などなど Markdown はエンジニアのメモ記法のデファクトスタンダードになっているので、これは嬉しいニュース。待ち望んでいた人も多いのでは。

設定

確かに experimental となっていますが、Markdown が選択できるようになってます。
プロジェクト単位ではなく、Redmine全体での選択になるけど、もともと書式選択が全体なのは従来の仕様なのでこれはしかたない。

試してみた

早速こんな markdown で wiki を書いてみた。 これがこんなふうになる。
内部では Redcarpet 2.3 を使用しているので当然ながら GFM なシンタックスハイライトまでサポートされているのは嬉しい。

周辺サポート

experimental ながらしっかり周辺もサポートされてて、markdown を選んだ場合には wiki 用のツールバーも markdown 用になっており、各ボタンを押すと markdown に対応した書式を追加してくれる。
ちなみに下記の場所で Markdown が使えているのを確認済み。ほぼ漏れ無く対応されている感じ。
  • Wiki
  • 文書
  • プロジェクトの概要
  • チケットの説明
  • チケットの履歴の注記

残念なところも

ちなみに事前に textile でこんな文書を書いておいて、設定変更後に確認してみるとこうなる。
残念ながら書式は保存されないようです。
textile に設定を戻すと、markdown で書いた文書も textile で解釈された見れたもんじゃない文書になってしまう。
つまり現時点で markdown を使おうと思えば、過去の資産を全て捨てる、もしくは書き換えるしかないということになりますね。
残念だけど正式サポートの頃にはなんとかなるんだろうか?書いた時の書式を保存するとか。

markdown のサポートは現時点で experimental なのでこれから進化していくと思うとドキドキですね。

0 件のコメント :

コメントを投稿